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愛知県の尾張・三河文化と親族のみの少人数結婚式

愛知県の尾張文化と三河文化


愛知県と言っても、その県民性は一言で語れるものではなく、文化圏の違いで方言やその生活様式も、全く違うものです。これは他の都道県にもよくある話で、廃藩置県によって無理に都道府県へと振り分けられた経緯があり、江戸時代までは藩は一つの都市を形成しており、その昔はその一つ一つが国家に近い形で、独立採算によって成り立っていたわけです。特に江戸時代では、藩ごとに関所が設けられており、一番人口の多かった底辺層の農民は、他の辺へと行く事さえ許可を取らねばならず、それもよほどの重大事でなければ関所を越える事など、死罪に値する行為でした。こうしたいきさつから、藩の文化はそれぞれ一つの個性ある文化に発展しており、その文化や方言に風習までもが隣り合った藩でも、全く違ったものになっていました。
そう考えると、現在でも呼ばれる愛知県の名古屋を中心にする名古屋圏と、東西三河を中心とする三河圏の違いは、その文化や風習まで異なっていても当然だったと言えるでしょう。三河は岡崎城などがあり徳川家康が本拠を構えていた場所で、八丁味噌はこの地の名物です。また、一式ウナギやアサリなどもあり、文化圏としては江戸文化に近いものがあるとされ、江戸の方言や風習の影響があったともされています。長野にも近いために、尾張地方とはやはり異なる文化だったのでしょう。また、尾張地方は徳川御三家の治める地域であった事も含め、方言は名古屋弁そのものです。気性はテキパキしており、小銭を貯めるのが好きと言われますが、使う時には大盤振る舞いを見せるとも言われます。またや三河地方の気性は、のんびりした方が多いと言われており、それは方言の違いにも表れているとされています。

結婚式の歴史


現在の結婚式と披露宴が、ホテルや旅館などを借りて大々的に行われるようになったのは、つい最近の話でほんの100年ほどの歴史でしかありません。それ以前では、新郎あるいは新婦の実家で行われており、身内や近所の方を招いての質素なものにすぎませんでした。もちろん大きな商家や武家クラスになると、それなりの大きな催しでしたが、一般人は違った形で婚姻の形が行われていたのです。結婚式の歴史は意外にも古く、古事記や日本書紀の記述で理解する事ができます。神話では日本を作ったとされる、イザナギとイザナミによりオノコロ島に天の御柱を建て、そこで誓いの儀式を行ったことがその始まりとされており、古事記には婚姻の「婚」の字が見て取れ、日本書紀には夫婦の文字がはっきり記されています。
日本には長い間、婚姻で行われる式などは、一般的にはほとんど見られません。それは日本独自の婚姻の形式があり、それは「通い婚」という形で行われていました。通い婚は、男性が女性の家に3日間通うというもので、その3日目に新婦側の親族を集めての宴会が行われたとされています。狂言では男性が鯛などの祝いの魚や酒を持参し、それを式と見なしていた事から、これらの行事が風習として定着していたことを物語っています。やがて江戸時代に入ると、床の間には祝いの証しとして高砂の掛け軸を飾り、つるかめなどの縁起物を置き、宴会が行われていたとされており、熊野神社では熊野誓紙に婚姻の誓いを書き、これを納めていた事から日本人にとっては、宴会によっての披露宴で公に披露するという伝統がなされてきたわけです。

親族のみで行われる少人数


バブル全盛期の頃は、結婚式はかなり豪華なもので、有名芸能人などは数億かけた披露宴が頻繁に行われており、それに伴って一般人の間でも豪華な挙式や披露宴を行うのが、至極当然のように行われてきました。結婚は、新郎新婦の家を固い絆で結ぶ儀式と捉えられていたため、豪華な披露宴は当然の成り行きだったのでしょう。しかし、バブルがはじけて国内総生産の低迷が始まると、結婚式の様式も派手婚から少人数や、親族のみといった地味婚へと移ろいで行きます。これは決して悪い事ではなく、本来の日本文化であれば、至極当然の結果であると思われます。大きな披露宴は、その準備も大変なもので、労力や大金がかかるほか、当日は新郎新婦はあいさつ回りで追われ、見ず知らずな人さえ呼ぶありさまでした。
本来祝いの場である披露宴は、少人数や親族のみで行われるべきもので、本当に祝ってくれる方たちを呼んでこそ、その意味を成すと言えるでしょう。そのメリットは大きく、まずアットホームな形で進行して行くために、肩ひじを張ったものにならずに済みます。また参加者も見知っているものばかりですので、リラックスした宴席ですので人数が多くて、祝辞ができないといったことも無くなりますので、新郎新婦共に思い出深い披露宴となる事でしょう。少人数ですと、料理やお酒の面も融通が利くという事もあり、いちいち一人分ずつ料理を出さなくとも、とりわけでいただく事でさらに話の輪も広がって行きます。ただ注意しなければならないのは、単なるお食事会にしないよう心掛ける事ですが、これは司会進行などしっかりとした人を選ぶ事でしょう。最近は大手の式場もこうした少人数の宴席に対応しており、一般的に行われるようになってきました。

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